懐古ロリィタとは?ロリィタの歴史とともに解説|古き良きロリィタの魅力

ロリィタファッションのカテゴリーのひとつに懐古ロリィタがあります。

わたしも大好きな懐古ロリィタ。

すごく簡単に言えば「平成初期のロリィタファッションスタイル」です。

こうやって書くと「時代遅れ」「ダサい」と思われるかもしれませんが、懐古ロリィタには独特の魅力がたっぷりあります。

今回は、懐古ロリィタとは何か、懐古ロリィタの魅力などをご紹介していきます。

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もくじ

懐古ロリィタって?

どこか懐かしさを感じさせるロリィタファッション

懐古ロリィタとは

  • ブラウスに黒無地と白レースのジャンパースカート
  • ヴィンテージな花柄のフリルワンピースにヘッドドレス

といった、どこか懐かしさを感じさせるロリィタファッションのことです。

「ヴィンテージロリィタ」「オールドスクールロリィタ」とも呼ばれます。

「懐かしさ」=1990~2000年代

ロリィタファッションがジャンルとして確立したのは1990年代前後で、徐々に雑誌のストリートスナップなどで取り上げられるようになっていきました。

多くのロリィタファッションブランドが誕生したのもこの時期です。

そして、2004年公開の映画「下妻物語」がヒットしたことにより、世間一般にロリィタファッションが認知されるようになったといわれています。

当時は単色の(綿素材)生地やフリル、レースなどで構成されたいわゆる無地物のお洋服が多い傾向にありました。柄物のお洋服も、現代のような繊細なプリント柄ではなく、チェック柄などのシンプルな柄でした。

この頃のデザインのロリィタ服が「懐古ロリィタ」と呼ばれています。

あくまで懐かしいデザインというだけであって、当時のお洋服そのものが懐古ロリィタというわけではありません。

懐古ロリィタ実例

BABYクラシカルシリーズ

1988年に設立され、ロリィタブランドの中でも長い歴史を持つBABY, THE STARS SHINE BRIGHT(ベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライト)。

BABYクラシカルシリーズは、2000年代に販売されたBABYの懐古的なお洋服やそれに合った小物が復刻という形で再度販売されるという懐古ロリィタ好きにはたまらない企画です。

BABYクラシカルシリーズの一部をご紹介します。

ミルフィーユジャンパースカート

裾スカラップタータンチェックジャンパースカート

シャーリングプリンセスジャンパースカート

リボンミルキーシュガージャンパースカート

2010年代後半ごろから、定期的にこのBABYクラシカルシリーズが発表されているので、懐古ロリィタが気になっている方はこれからも要チェックです。

映画「下妻物語」竜ヶ崎桃子

映画「下妻物語」の主人公竜ヶ崎桃子の服装は、まさに1990~2000年代のロリィタファッションなので、懐古ロリィタと呼んでもいいでしょう。

わたしは深田恭子さんが演じる桃子を見て、気になりだした人です。

劇中に登場する「エリザベスワンピース」や「はわせドールワンピース」などが懐古ロリィタにあたります。

エリザベスワンピース

はわせドールワンピース

ちなみにこれらもすべて、BABY, THE STARS SHINE BRIGHTのお洋服です。

Innocent Worldリバイバルシリーズ

Innocent World(イノセントワールド)からも、リバイバルとして懐古ロリィタが販売されました。

イノワさんはクラシカルロリィタのブランドなので、より懐古感が強いです。

リバイバルクロスグログランジャンパースカート

リバイバルドールワンピース

リバイバルエルダジャンパースカート

懐古ロリィタの魅力

正統派な”らしさ満点”のコーディネート

懐古ロリィタの魅力は、なんといっても正統派ロリィタファッションといえるスタイルです。

丸襟のブラウスに、レースがたっぷり施された無地のジャンパースカート、膨らんだスカート、お洋服と同じテイストのヘッドドレス・・・

ロリィタファッションと聞いて真っ先に思い浮かぶこのコーディネートが、まさに懐古ロリィタです。

ロリィタファッションに憧れたすべての人の、原点ともいえるスタイルなのではないでしょうか。

シンプルデザインで汎用性が高い

懐古ロリィタは、単色の(綿素材)生地やフリル、レースなどで構成されたいわゆる無地物のお洋服が多いです。

無地物のお洋服または小物は、トータルコーディネートが必須条件のロリィタファッションにおいて、とっても汎用性が高く、コーディネートの幅を広げられるアイテムなのですごく重宝します。

例えば、こちらのお洋服↓

懐古ロリィタではありませんが、現代のロリィタファッションといえばこのようなプリント柄のお洋服が主流です。

このお洋服には同じ柄のリボンカチューシャも展開されており、セットでコーディネートするととんでもなく可愛いのですが、こちら↓の

シンプルな色合いで懐古的なデザインのヘッドドレスを合わせても、コーディネートがばっちり決まります。

今回のお洋服の場合は、プリントやリボンにエンジ色が入っているので、エンジ単色のヘッドドレスが万能という印象です。お洋服の色がピンクや黒なら、同じ色の入ったヘッドドレスも合いますね。

また、無地物のお洋服や小物にコサージュやリボンクリップなどをプラスして、よりオリジナリティの高いコーディネートをすることもできます。

柄物のお洋服でももちろんできますが、どうしても柄の印象が強くでてしまうので、より独自性を高めたいときは、無地物のお洋服のほうがアレンジが活かしやすいです。

懐古ロリィタはシンプルかつ王道かわいい

今回は、懐古ロリィタとは何かからはじまり、懐古ロリィタのお洋服の例や魅力についてご紹介しました。

古き良きデザインの懐古ロリィタは、ロリィタファッションの中では控えめでシンプルなので「柄物はちょっと派手過ぎる・幼すぎるかな…」と考える方にとってもおすすめです。

今回の記事で懐古ロリィタが気になった方は、ぜひ一度お試しくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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